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【終了しました】8/26ラジオ日本「横浜防災フェア2022特別番組~防災をはじめよう!~」公開収録に東京大学 酒井慎一教授が出演いたします

ラジオ日本と横浜市が、横浜市役所1階のイベントスペース「アトリウム」で「横浜防災フェア2022」を開催します。会場では横浜市の様々な防災への取り組みを展示するとともに、トークステージ、ラジオ日本番組の公開録音を行い、最近の災害事例や傾向、サバイバル術などを専門家が解説するなど楽しみながら解りやすく防災・減災について学べます。

2022年8月26日(金)のラジオ日本「Happy Voice from YOKOHAMA」公開生放送では、当協会の理事で、東京大学総合防災情報研究センター 酒井慎一教授が出演し、日本を取り巻く地震の状況や避難の仕方などをわかりやすく解説します。

お近くの方は、是非、会場へ!

ラジオ日本「横浜防災フェア2022特別番組~防災をはじめよう!~」

日 時 2022年8月26日(金)12時00分~14時54分 

会 場 横浜市役所 アトリウム
    アクセス https://www.atrium.city.yokohama.lg.jp/

    ラジオ日本オフィシャルサイト http://www.jorf.co.jp/?topics=bousaifair_2022

【会員レポート】災害時の車での避難

【会員レポート】では、本協会会員の皆さまから寄せられた防災教育実践報告などをご紹介しています。掲載をご希望の方は、事務局まで情報をお寄せください。また、レポートを掲載された方へのご相談や講師派遣依頼につきましても、事務局までお気軽にお問い合わせください。


情報提供者:幾島浩恵
活動実施日:2022年5月28日~29日
情報提供日:2022年8月4日
連絡先:TEL. 0739-47-0135
Email. .hiroe.ikushima@gmail.com

準備の段階

● 実践・実施のきっかけや経緯

「災害時に車での避難は危険」と言われています。しかし、車でなければ逃げられない人はどうすれば良いのでしょうか?熊本地震では、多くの被災者が車中で避難生活を過ごしました。そして、エコノミークラス症候群などで命を落とされた方もいらっしゃいます。コロナ禍では「分散避難」のひとつに「車中泊避難」もあげられるようになりましたが、「どんな時はダメ」なのか、「やむをえず車中泊」の時には何に気を付けるべきか、逆に「車中泊を選択しても良い時」はいつなのか、災害の種類やタイミングに分けて考えていくことが必要だと思います。また何が必要なのか、普段から心がけておくことについても知り、みんなで共有していきたいです。

● 計画や準備で気をつけたこと

私自身は車の免許を取得した10代後半から車中泊をしていました。キャンプより準備物が少なく、どこででも寝られる気軽な宿泊だと考えていました。しかし「災害時を想定した車中泊」を行うのであれば、「車中泊」のリスクを参加者にも伝え、みんなで一緒に、より安全&快適な車中泊が行えるようにしていかなければならないと思います。

また、コロナ感染が広がっている時は、公衆トイレは使用後に手や身体の触れた場所をそれぞれで消毒すること、もしくは、各自で準備した携帯トイレを、車中もしくは車外で(目隠しの準備もして)行うこと、野外でも家族単位で行動し、ラインで仲間と情報共有することで感染の危険を回避しました。

遠方の方もラインを使って自宅駐車場から参加してもらうことも出来ています。

実践の段階

  • 実施した内容 5月28日(土)~29日(日)

防災VAN泊in上富田⑩」(災害時を想定した車中泊訓練)の実施
 上富田スポーツセンター現地参加5名、自宅駐車場車内からのライン参加7名+お子さん、見学者の計 14名参加。「被災状況」は、それぞれで決める。「台所にあったものを組み合わせて簡易コンロを作り、調理する」「災害時に持ちだすつもりで準備しているグッズを持ちだすことが出来ず、今車中に在るものだけで車中泊をする」「黒いゴミ袋にレトルト食材やペットボトルの水を入れて太陽光で温め、α米の調理をする」「大人数の車中泊は体勢が苦しいため、夜露を避けながら車外で野宿をしてみる」など。

今までには、「車中でトイレを何とかする」「車外でトイレを何とかする」「オムツをつかってみる」「身近にあるものを使ってプライバシーを守る」「ファイアースターターで火おこしして調理」「鉄製灰皿で調理」「キャンドルで調理」「空き缶コンロで調理」「カップ麺を水で作る(美味しい)」「ポップアップテント内でペットボトルシャワーを使ってみる」「ペットボトルとキャンドルで作ったランタン」「親子や夫婦で参加」「ペット同行車中泊」「手作りのタープ、カーテン、網戸、寝袋を使う」「パスタを茹でずにミートソースの中に入れて食べる(不味い)」「バターやサラダ油のキャンドルランタンで明かりをつくる」「ポータブルバッテリーを使う」「市販の便利グッズ、自作の便利グッズのお披露目会」など。

  • 実践中や、実施後の参加者の反応

3月に上富田消防分署のご協力で実施した「車両破壊女子軍団」(車両からの救出&脱出訓練)では、コロナ禍の為、10数名の車両破壊希望女子が残念ながら参加できず、私と撮影者として息子の2名で体験させていただきました。「シートベルトカッターでシートベルトを切る」「ヘッドレストでサイドガラスを割る」「ハンマータイプガラスクラッシャーでリアガラスを割る」「発煙筒を焚く」「バールでドアをこじ開ける(不可能)」「車載のジャッキを使って車を持ち上げる」など、やってみて分かる「意外に難しいこと」を車中泊参加者のトラックの側面をスクリーンにして動画で見てもらいました。より多くの人に体験や見学をさせてほしいと思います。

車中泊で一番困るのが、トイレです。断水で公衆トイレがつかえなかったり、ペーパーが無かったり、豪雨で外に出る事すら困難な場合、車中や、車外で目隠しして排泄する方法をそれぞれの車でできるやり方を考えてきました。市販の携帯トイレだけでなく、段ボール、ゴミ袋、尿取りパッド、ペット用トイレシート、牛乳パック、ペットボトルなどを工夫して簡易トイレを作り、ほぼ公衆トイレを使うことなく過ごすことが出来るようになってきています。

ペット同行避難のお二方は、1人は2回目、1人は初めて。初回時にペット(犬)がストレスで嘔吐して大変だったため、再チャレンジしてくれました。自宅駐車場からのライン参加で犬が近所の生活音に反応して吠える為、近所への配慮も必要との事。車中ではペット用のオムツを使うことも選択肢のひとつかもしれません。避難所に同行避難する場合はケージに入れ、過ごす場所も離れ離れとなりますが、車中であれば室内犬と一緒に寝ることもでき、飼い主、ペット双方の心の安心が保たれると思いました。

「今ここで大地震が起こったら、具体的にどうするか」と言うテーマで現地参加者と、話し合いました。県外からの参加者が2名いたので、自宅に帰ることが出来なくなると考えられ、近い避難所の場所の確認や家族と連絡を取る方法、そして、普段から今回のように遠方の人とも何らかの交流があれば、安心につながると思いました。

現地では、実際に災害の支援に関わられている方から、リアルな災害現場のお話を伺いました。

地面にマットを敷いて、車の後部から車体の下のスキマに頭を突っ込み(夜露よけ)身体はシュラフで寝られるかどうか試しましたが、自分の車(セレナ)では、決して高くはない私の鼻のアタマが擦れてしまうので無理でした。車高が高めの他の車種ならば、可能かもしれません。夏場は虫よけが必須です。

継続の段階

  • 課題に感じたこと

特にありません。コロナ禍でも、野外での活動ですし、緊急事態宣言の頃は、それぞれの車中でラインを使いながらやりとりしていたので密になることなく、遠方からの参加もできる方法です。しかし自宅駐車場からの参加者は近所への配慮が必要です。単身での参加が多いのですが、親子、夫婦、ペット同行避難もどんどん体験して欲しいと思います。コロナが落ち着けば友達と1台の車での車中泊もやりたいと思います。

寒さよりも暑さの方が車中泊には堪えると思います。虫よけや冷却グッズを試したり、標高の高い(涼しい)避難できそうな場所を知っておくことも必要かと思いました。

  • これからの期待や展望

団体として実践を始めて、1年3か月で10回実施しました。最近は県外からの参加者も増えてきました。

自分の車について、もっと知ってほしいです。車種、家族構成、住む地域や気候の違いで、安全&快適に過ごすための必要物品や注意事項は異なります。

原則は「エンジンを切って車中泊」ですが、真冬、真夏にその方法ではかえって危険ということもあるかもしれません。「エアコンを使用しながらの車中泊」について、リスク(一酸化炭素中毒、車両火災、バッテリーあがりなど)と回避方法(駐車場所、ジャンプスターター・ブースターケーブルの使い方、バッテリーのチェックなど)を知り、どのくらいのガソリンを消費するのかを知っておくこと&常にガソリンを半分以上キープしておくことも必要だと思います。

更に、車から脱出、救助するために必要な物を知り、使い方を見につける体験を地元の消防のご協力のもと、更に進めていきたいと思っています。

夏季休業(8月11日∼8月15日)について

8月11日(木・祝日)~8月15日(月)まで、事務局は夏季休業とさせていただきます。
業務開始は8月16日(火)09:30からとなります。


ご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い致します。

【報告】防災クイズ&ゲームDay2022を開催しました

2022年7月3日(日)、東京臨海広域防災公園・そなエリア東京を会場に「防災クイズ&ゲームDay2022 inそなエリア東京」を開催しました。

新型コロナウイルス感染症対策のため、体験会における定員及び実施時間を調整し、これまで全8回だった体験会を全10回に変更しました。時間は短くなりましたが、来場者・出展者がより多くの防災ゲームやプログラムを体験していただけるよう配慮しました。各体験会には10~20名ほどが参加し、多くの体験会で満席となりました。

イベント全体の参加者は約330名となり、前回の対面型体験会(2019)の約1,000名に対し三分の一程度となりました。来場者には親子連れも多く、東北大学・シヤチハタ株式会社による「防災・減災スタンプラリー」やヤフー株式会社による「Yahoo!きっず ちょボットの防災道場」といった参加型教材にも100名以上が参加されました。

参加者数は大きく減少したものの、体験会や展示ブースでは参加者の方々や出展者の方々の笑顔や熱意があふれる場となり、対面形式ならではのコミュニケーションや学習効果を再確認する機会となりました。

また、新たな取り組みとして出展者による防災ゲームの紹介動画をYouTube「防災クイズ&ゲームDayチャンネル」で公開、本会ホームページで紹介しています。この取り組みは今後も継続的に行い、様々な防災クイズや防災ゲームについての紹介を追加する予定です。

(詳しくは下記『防災クイズ&ゲームDay2022 in そなエリア東京 報告書」をご覧ください)

【映像】防災クイズ&ゲームDayチャンネル・動画紹介

こちらのページでは 防災クイズ&ゲームDay に出展している団体による動画等ご紹介します。動画は順次追加いたします。2023年4月現在「防災クイズ&ゲームDay2023(7/2開催予定)」の出展者を募集しています。詳しくは こちら のページをご覧ください。

 

▼災害医療クエスト|国立研究開発法人 産業技術総合研究所

  

 

▼避難行動訓練「EVAG 豪雨災害編」|国土防災技術株式会社

 

  

▼EVAG みんなでひなんカップ|国土防災技術株式会社

  

▼災害想定ゲーム「KIZUKI」|NPO法人高齢者住まいる研究会

 

▼防災「実験&クイズ」|岡村智樹

 

▼防災クイズ&ゲームDayチャンネル
様々な教材や体験プログラムの動画をご紹介します(随時追加します)。

https://www.youtube.com/channel/UC9q9LccW5UwtB6jSmjVWw6w/featured

第9回定時社員総会(2022年6月25日)のお知らせ

会員各位

一般社団法人防災教育普及協会
会長 平田 直

一般社団法人防災教育普及協会
第9回 定時社員総会招集の通知

第9回定時社員総会を下記の通り開催いたします。

今回も新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮して、ウェブ会議サービス「ZOOM」を使用した遠隔オンラインで開催いたします。当日はネット環境の不備による中断も想定されますので、会員の皆さまには、極力、書面議決での参加、書面議決を返送したうえでのウェブ会議での参加にご協力をお願いします。

出欠につきましては、6月13日(月)までに下記の専用フォームから必要事項を送信していただくか、議案に同封の「出欠確認書」に必要事項をご記入の上、事務局まで郵送、またはメール添付にてご返信くださいますようお願い致します。
ご欠席の場合は、議決権行使書に賛否をご記入いただき、ご署名の上ご返信ください。
※議案につきましては 6月1日(水)発送を予定しております。

◆ 第9回定時社員総会 出欠確認・議決権行使フォーム [外部リンク]

https://forms.gle/XeasNS5LoK9SxFdd6

◆ 議案のダウンロード

※会員メールマガジンでお知らせするパスワードが必要です


日 時: 2022年6月25日(土) 15時00分~16時30分 ※14時45分頃 開場

場 所: ZOOMによる遠隔オンライン開催
     ※ZOOMミーティング情報、議案のダウンロードに必要なパスワードは
      郵送及び会員メールマガジンでお知らせします。
     ※防災教育指導者育成セミナー会場参加者(お申込み先着10名)は、そのまま
      会場からご参加いただけます。

 
【第9回 定時社員総会】

<議 案>  第1号議案 2021年度 収支決算報告
       第2号議案 役員の選任

<報告事項> 第1号報告 2021年度 事業報告
       第 2号報告 2022年度 事業計画
       第3号報告 2022年度 収支予算計画

【お問い合わせ/出欠確認書及び議決権行使書の送信先】
 kaiin(アットマーク)bousai-edu.jp

【終了】防災クイズ&ゲームDay2022 in そなエリア東京(7/3日・会場開催)

※このイベントは終了しました。

  

様々な防災ゲームやプログラムを、ぜひ会場やYouTubeで体験してください!

※新型コロナウイルス感染症の状況等により規模を縮小、延期する場合があります。

2016年より本協会と東京臨海広域防災公園管理センターで主催している防災クイズ・防災ゲームの体験イベント「防災クイズ&ゲームDay」を2022年は会場開催します。また、新たにYouTubeを用いた防災ゲームの紹介なども行います。

ぜひ会場やYouTubeで様々な防災クイズ、防災ゲームやプログラムを体験してください!

 

▼昨年度の防災クイズ&ゲームDayレポートはこちら

○ 【報告】防災クイズ&ゲームDay 2021オンライン開催

     

イベント概要

開催日時: 2022年7月3日(日) 10:00~16:00

開催方法: 会場での体験会・展示会、及びYouTubeチャンネル公開(予定)

会  場: 東京臨海広域防災公園 そなエリア東京(アクセスマップ

参加申込: 不要、当日会場までお越しください。
      なお、各体験は感染症拡大防止のため人数を制限させていただく場合があります。
      ご了承ください。

タイムテーブル:下記をご覧ください。

感染症対策について:

○ せき・発熱など体調が優れない場合は、参加をご遠慮ください。
○ 施設入館時はマスクを着用し、検温・手指消毒にご協力ください。
○ 体験会等で教材に触れる際は、会場設置の使い捨て手袋の着用にご協力ください。

14時からの2階レクチャールーム2「特別講演【首都直下地震への備え】平田 直」は、オンライン(Zoom)で参加できます。下記URLよりご視聴ください。

(特別講演は終了しました)

※会場・オンラインともに13:50開室予定です。開室までしばらくお待ちください。

※アーカイブ配信の予定はございません。

※技術的な質問・要望には事務局ではお応えしかねます。事前の設定確認にご協力ください。

当日出展及び体験会実施予定の防災ゲームや教材

本イベントで出展及び体験会が実施される防災ゲームや教材についてご紹介します。詳細につきましてはリンク先からご確認いただくか、各団体等に直接お問い合わせください。

避難行動訓練EVAG豪雨災害編(改訂版)|国土防災技術株式会社

防災カードゲーム「このつぎなにがおきるかな?」|国土交通省国土技術政策総合研究所

災害伝承カードゲーム~徳島編~|徳島大学環境防災研究センター

ひなんくんれんゲーム|NPO北海道防災教育研究センター赤鼻塾

地震時の市街地火災避難リスクコミュニケーションワークショップ|東京大学大学院工学系研究科廣井研究室

防災クイズカルタ|法政大学チーム・オレンジ(Twitter)

防災教育ツール さすけなぶる|松原龍(さすけなぶる研究会監修)

防災謎解きゲーム(仮)|もしもプロジェクト青学チーム(Twitter)

災害医療クエスト|産業技術総合研究所

森の消防隊|防災ゲーム工房

災害想定ゲームKIZUKI|NPO法人高齢者住まいる研究会

いざ!モノ!|日本ミクニヤ株式会社

防災実験&クイズ(YouTube動画紹介)|岡村智樹

Yahoo!きっず ちょボットの防災道場~地しん・つなみの巻~|ヤフー株式会社

防災・減災スタンプラリー|東北大学・シヤチハタ株式会社

ほか多数!

 

この他にも下記の記事で紹介している30種類以上の各種教材や防災ゲームを含展示・体験ができます(一部を除く)。また防災ゲームコンシェルジュが常駐し、対象年齢や学びたいテーマに応じた防災ゲームや教材の紹介、使い方のアドバイスなども承ります。

   

防災ゲーム・教材等についてのYouTube動画紹介

▼防災クイズ&ゲームDayチャンネル(YouTube)及び動画紹介ページについて

 ※動画は順次追加予定です。

  

▼出展受付について(締め切り)

本イベントでの体験会、展示、YouTube動画紹介(YouTubeチャンネルで取りまとめてご紹介します)への申請受付を開始します。出展をご希望される個人・団体の方は、下記の申請フォームよりお申し込みください。

防災クイズ&ゲームDay2022 出展受付フォーム ※受付は終了しました

※ 申請フォームに記載の注意事項を必ずご確認ください。
※ 希望者多数の場合、弊会会員(個人・団体・賛助)の出展を優先させていただきます。
※ 会場での商品販売はできません。

 

イベントに関するお問い合わせ

お問い合わせフォーム よりお知らせください。