トピックス

社会福祉施設の防災対策講座で初動対応をシミュレーション|千葉県


2019年9月11日、12月4日と千葉県消防学校防災研修センター主催『社会福祉施設における防災対策講座』が開催され、本協会より講師を派遣しました。

台風19号等による甚大な被害がある中でしたが、2回で合計100名を超える職員の方が参加されました。

冒頭に講師より台風被害についての概要や、利用者を守るための情報や判断のポイントについて説明がありました。その後、福祉避難所に関する制度やガイドラインの解説、東日本大震災や平成28年熊本地震等での福祉施設での対応事例、各施設で行える防災対策のチェックポイントとBCPの基本、教育訓練の大切さなどについて1時間ほどの講義が行われました。

後半は施設種別(高齢者・障害者・児童・その他)でグループを編成し、大規模な地震災害が発生したとの想定で、初動対応のシミュレーションを行いました。シミュレーションでは、講師が実際に初動対応マニュアルの策定に関わった公共施設での事例を基に、指示命令系統の確認やトイレの確保など、福祉避難所開設・運営の前提となる初動対応についてひとつひとつ説明しながら進行しました。

参加者アンケートでは

◯ 講義とグループワークがあり、4時間飽きずに参加することができた。
◯ 災害時の連絡方法や、指示系統を確認するきっかけになった。
◯ スターターキットの準備(講義中で紹介)をしておきたい。
◯ 他施設との情報交換もできたのが良かった。
ほか

といった意見があり、シミュレーションの内容について理解できたかどうかという設問に対して、59%が「よく理解できた」、41%が「おおむね理解できた」と回答しており、災害を身近に実感した千葉県内の福祉施設職員の方々にとって、理解しやすい内容でした。

令和元年度「こども霞が関見学デー」で防災ゲームを実施|東京都


2019年8月7日(水)、8日(木)と各省庁で行われた『令和元年度 こども霞が関見学デー』で、内閣府(防災担当)のプログラムとして「体験型防災ゲーム」のコーナーを本協会の会員ボランティアと、中央大学チーム防災の学生が担当しました。

使用した教材は以下のとおりです。いずれも小さな子どもや親子連れを対象に短時間でも楽しめるゲーム、プログラムとなっていますので、学校・家庭・地域での防災教育に取り組まれる方はぜひ、体験してみてください。

  • 減災アクションカードゲーム|東北大学
  • カードで学ぶ非常持出袋|神戸学院大学
  • まちのBOSAIマスター|高齢者住まいる研究会
  • ぼうさいダック|日本損害保険協会
  • 防災百人一首|中央大学チーム防災
  • 紙食器づくり|中央大学チーム防災

※各教材の体験、指導方法等については こちら からご相談ください。


3歳から小学生・中学生くらいまでの子どもと保護者を中心に1日目には166名、2日目には299名(うち災害対策部見学ツアー参加者 74名)、2日間で合計465名の方にご参加いただきました。

30分以上かけてすべてのゲームやプログラムを体験してくださる親子連れも多く、子どもたちからは「もっとあそびたかったー!」という声もたくさんありました。保護者からは「このゲームはどこで買えますか?」というご質問や「地域のイベントで使いたい」という声もありました。

こども霞が関デーのお知らせ|内閣府

【終了】防災クイズ&ゲームDay in ぼうさいこくたい2019(10/20)開催!



※このイベントは終了しました。

ぼうさいこくたい2019で
「防災クイズ&ゲームDay」開催!

2019年10月19日(土)から20日(日)にかけて、名古屋市ささしまライブエリアで『防災推進国民大会(ぼうさいこくたい)2019@NAGOYA』が開催されます。本協会では例年、東京臨海広域防災公園そなエリア東京で実施している【防災ゲームDay】を、ぼうさいこくたい版にアレンジして実施します。

 事前申し込みは不要です。直接、以下の日時・会場へご来場ください。


2019年10月20日(日)12:30~14:00
名古屋コンベンションホール4階 408会議室


主な出展者・教材(予定)


その他、数十種類の教材や資料・プログラムをご紹介!

こちらも併せてご覧ください。

災害ボランティア養成講座で「避難行動訓練EVAG豪雨災害編」を実施|ひたちなか市


2019年7月13日(土)、ひたちなか市社会福祉協議会で「災害ボランティア養成講座」が開催され、国土防災技術株式会社による防災教育教材『避難行動訓練EVAG(イーバッグ)豪雨災害編』を実施しました。

写真:振り返りワークショップの様子

教材については下記ホームページよりご覧ください。

 ◯ 防災教育教材EVAG|国土防災技術株式会社

研修の様子は、ひたちなか市ボランティア活動センターのfacebookページでもご紹介いただきました。

「くらしの中の防災」をテーマに防災教材を活用したセミナー実施|南阿蘇村


2019年4月23日(土)、南阿蘇村主催、モンベル南阿蘇店・あいおいニッセイ同和損害保険㈱共催の「くらしの中の防災セミナー」が開催され、本協会が企画・運営・講師派遣で協力しました。

セミナーでは冒頭に平田直会長が監修、本協会が協力した映像資料「熊本地震・連続震度7 内陸の浅い地震の怖さ(制作・著作 映学社)」を用いて、平成28年熊本地震について振り返り、地震防災の要点を確認しました。

続いて防災ゲーム「減災アクションカードゲーム」と「クロスロード」を用いたワークショップを行いました。参加者は熊本地震の経験を思い起こしながら、それぞれの場面での安全行動や、問題解決について話し合いました。

その後、モンベル南阿蘇店による「アウトドアの知識を活かしたライフライン確保のテクニックセミナー」が行われました。

 

【資料公開】コドモ・ワカモノまちing主催「防災がっこう」講義録

2018年12月23日(日)、東京臨海広域防災公園・そなエリア東京でコドモ・ワカモノまちing主催『子どもの命を本気で守る!「防災がっこう@そなエリア東京」が開催され、宮﨑事務局長が登壇しました。

イベントについては、下記ホームページをご覧ください。

http://www.k-w-m.jp/6289

講義内容をまとめたレポートをPDFデータで公開しています。各学校、地域での防災教育実践にお役立てください。

▼「防災がっこう@そなエリア東京」2018.12.23
3限目 防災ゲームで防災をもっと身近に! 講義録<PDF>

2018年11月22日(木)付の読売新聞朝刊(全国)で防災ゲームを紹介

 

2018年11月22日(木)付の読売新聞朝刊(東京・全国版)くらし面で、「防災・避難行動体験ゲーム」をテーマに本協会が実践・紹介した防災ゲームや、『防災教材活用ガイドチャート』について紹介されています。同社では2018年3月11日にも宮﨑事務局長と東北の高校生による対談記事も掲載されており、記事を使ったワークショッププログラムが「読売教育ネットワーク」にて公開されています。

 

 

 

[参考リンク]