2018年1月29日(月)、墨田区立両国中学校で社会科授業の野外調査に、本協会スタッフがアドバイザーとして同行しました。生徒は事前にワークシートやまち歩きのルートマップを確認し、協力してくださる地域の方がへの質問事項をまとめました。生徒の移動ルートに合せ、公園の役割や浸水が想定されるエリア、隅田川沿いのスーパー堤防などについてアドバイスしました。2月中には、まち歩きの調査結果をまとめた学内発表会も行われる予定です。
2018年1月29日(月)、墨田区立両国中学校で社会科授業の野外調査に、本協会スタッフがアドバイザーとして同行しました。生徒は事前にワークシートやまち歩きのルートマップを確認し、協力してくださる地域の方がへの質問事項をまとめました。生徒の移動ルートに合せ、公園の役割や浸水が想定されるエリア、隅田川沿いのスーパー堤防などについてアドバイスしました。2月中には、まち歩きの調査結果をまとめた学内発表会も行われる予定です。
2017年12月14日(木)、豊島区立池袋中学校で全生徒と地域住民、PTAによる『全校一斉防災体験学習』について、本協会が企画提案や教材提供で支援しました。体験学習は午前中の約2時間、校内各所で行われました。1年生は災害時のトイレに関するワークショップ、2年生は避難誘導に関するシミュレーションをPTAの指導で体験し、交代で消防署による応急搬送等の実技指導を受けました。3年生はかまどベンチ、資機材管理、避難所設営、炊き出し、テント設営、仮設トイレ設営の6班に分かれ、それぞれで地域の方、防災課、教員から指導を受けながら体験しました。
同校はISS(International Safe School)認証(詳細はこちら )を目指しており、当日は関係者による視察も行われました。
当日使用した教材やプログラム構成、タイムテーブルなどは、他校でもご活用いただけるようご希望の方に提供しております。お問い合わせフォーム からお気軽にお問い合わせください(回答までは若干お時間をいただく場合がございます、ご了承ください)
2017年12月18日(月)、都立鹿本学園で保護者向けの防災講演会とワークショップを担当しました。講演部分では東日本大震災当時の障がい児・者の対応や、基本的な備えについて紹介しました。ワークショップでは、様々な状況下における瞬時の判断を考える「減災アクションカードゲーム(下記リンク参照)」、助け合いの必要性を分かりやすく伝える「紙芝居」を用いました。紙芝居では実際に被災・支援にあたられた仙台市のNPO法人アフタースクールぱるけ様にご協力いただき、使用させていただきました。実際に筆者が日常的に持ち歩いている防災グッズなどの紹介もさせていただきました。
カテゴリ:活動実績
2017年10月19日、埼玉県立鳩山高校で災害時対応教職員研修を担当しました。避難所運営ゲーム(HUG:静岡県ホームページ )を用いて、高校を避難所として開放する場合の対応について考えていただきました。高校周辺には小中学校がなく、またご高齢の方が多く居住されているということで「いちばん身近で安心できるところ」として高校が避難先になることも想定される場所です。多くの教職員が参加し、それぞれの班ごとに対応を協議しながら避難所運営について考えました。
2017年10月13日(金)、東京大学地震研究所で『第2期防災教育指導者育成セミナー気象編』を開講し、学校関係者・民間企業・防災関係機関、地域で活動するボランティアなど70名が参加しました。セミナーの実施概要については下記の記事をご覧ください。
冒頭に澤野常務理事から防災教育指導者育成セミナーの趣旨、気象災害に備えた防災教育の必要性等についての挨拶がありました。
最初の講義は『気象庁による防災教育支援の取り組み事例』をテーマに気象庁総務部情報利用推進課安全教育支援係長の中代誠様よりご講義いただきました。気象庁が公開している様々な情報や教材の利活用方法や事例、気象予報士会をはじめ様々な民間団体との連携事例などをご紹介いただきました。
続いて『防災科学技術研究所による防災教育の実践事例』をテーマに国立研究開発法人防災科学技術研究所、気象災害軽減イノベーションセンターセンター長補佐の中村一樹様よりご講義いただきました。研究所やイノベーションセンターでの取り組み事例のほか、新たに開発した「防災今昔写真」アプリの活用事例などをご紹介いただきました。
続いて『地域における防災教育実践と教材紹介』をテーマに、宮﨑事務局長が講義を担当しました。学校・地域における防災教育実践事例や、防災教育教材「EVAG豪雨災害編」を用いた模擬授業などを行いました。模擬授業では、同教材を開発した国土防災技術株式会社の方々にもご協力いただきました。
○ 防災教育教材「EVAG豪雨災害編」 – 国土防災技術株式会社
続いて『生徒の主体的活動を生かした気象教育』をテーマに田園調布学園中等部高等部の荒川知子先生にご講義いただきました。気象予報士でもある荒川先生からは、ICT機器を有効活用するなど、生徒が主体的に防災教育に取り組むために行っている工夫について具体的な実践事例を交えてご紹介いただきました。
閉会挨拶ではこれからますます気象教育・防災教育についての必要性が高まることなどについて、平田会長より挨拶がありました。その後、参加者の皆さまには「修了証」をお渡ししました。閉会後には平田会長が平成29年度防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞されたことを受けて、参加者の方も交えて記念写真の撮影を行いました。
弊会では今後も定期的に指導者育成セミナーを開講し、防災教育の普及啓発ならびに指導者の育成を進めてまいります。セミナー情報等は定期的にホームページで公開いたしますので、ご確認いただければ幸いです。
このセミナーは終了しました。
2017年9月13日(水)をもって定員となりました。
既にお申込みをされた方でやむを得ずキャンセルされる方は、お手数ですが事前に事務局(03-6822-9903)までお知らせください。
はじめに
相次ぐ自然災害を受け、防災教育への期待と関心はますます高まっています。一方で具体的なノウハウの普及や効果の検証など課題も残されています。弊会では、こうした課題の解決に向けて様々な分野の専門家、有識者の知見を結集し、効果的な防災教育の普及啓発に取り組んでおります。
『防災教育指導者育成セミナー』は、防災教育の指導者として活動を希望する方、防災教育に幅広く関心のある方を対象に「防災教育の指導において重要な知識や事例、体験」を提供するセミナーとして開講されています。
平成28年に第1期地震編を開講し、多くの皆さまにご参加いただきました。平成29年度第2期はテーマを気象とし、東京大学地震研究所共催で開催いたします。防災教育指導に関心のある皆さまのご参加をお待ちしております。
一般社団法人防災教育普及協会
===【実施概要】===
1.名称 「第2期防災教育指導者育成セミナー気象編」
2.日時 2017年10月13日(金) 13:00-17:30
3.場所 東京大学地震研究所 1号館2階セミナー室
4.主催等 主催:一般社団法人防災教育普及協会 共催:東京大学地震研究所
5.資料代 3,000円(2017年度年会費納入済みの弊会会員の方は無料です)
【 非会員の方 】
期日までに入会をご希望のうえ、お申し込みされた方には本セミナー及び今年度実施のセミナーの資料代・参加費等を無料とさせていただきます。
6.参加申し込み方法(9月27日(金)まで)
2017年9月13日(水)をもちまして定員となりました。
参加申込フォーム をクリックして必要事項をご入力ください。募集要項 、受講申込書 によりお申込みいただくこともできます。受講申込書は郵送またはFAX(03-3556-8217)にてお送りください。
7.第2期防災教育指導者セミナー気象編「修了証」の発行
セミナーを修了された方には「修了証」を発行します。
8.内容
13:00-13:10 開会挨拶、事務連絡
13:10-14:10 『気象庁による防災教育支援の取り組み事例』
気象庁総務部 情報利用推進課 安全教育支援係長 中代 誠
14:20-15:20 『防災科学技術研究所による防災教育の実践事例』
国立研究開発法人 防災科学技術研究所
気象災害軽減イノベーションセンター センター長補佐 中村 一樹
15:30-16:30 『防災教育に活用できる教材紹介』
一般社団法人防災教育普及協会 事務局長 宮﨑 賢哉
16:40-17:10 『生徒の主体的活動を生かした気象教育』
田園調布学園中等部高等部 荒川 知子
17:10-17:20 閉会挨拶
東京大学地震研究所 教授
一般社団法人防災教育普及協会 会長 平田 直
17:20-17:30 修了証授与、事務連絡
※講師・プログラム・時程は都合により変更となる場合があります。
9.問い合わせ
一般社団法人防災教育普及協会(担当:宮崎・小野・橋本)
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-15-2 九段坂パークビル3F
TEL.03-6822-9903 FAX.03-3556-8217 http://www.bousai-edu.jp
10.お知らせ
10月14日(土) 13:00-16:00『防災教育交流フォーラム2017』
10月15日(日) 10:00-16:00『防災教育チャレンジプラン中間報告会』
東京大学地震研究所を会場に、防災教育に関する有識者や実践者が集まるフォーラムや実践報告会が開催されます。参加をご希望の方は、HP(http://www.bosai-study.net/top.html )にてお申込みください(14日、15日はいずれも無料です)。
===【広報資料】===
ご関係の皆さまへのお知らせ等でご活用ください。
このイベントは終了しました。
平成29年9月9日(土)、東京臨海広域防災公園・弊会共催で「音の防災シアター」を開催します。シアターはTOA株式会社・NPO法人子どもとアーティストの出会いが実施しているもので、音をテーマとした防災人形劇です。
幼稚園~小学校中学年を対象としていますが、音をテーマにした防災教材は珍しく、関東圏での上演は貴重な機会となります。
一般の方や防災関係者の方もお気軽にご来場ください。
(参考リンク)
・カンカン塔のみはりばん – TOA株式会社
以下、東京臨海広域防災公園ホームページ からの転載です。
そなエリア東京に人形劇がやってくる!!
劇のテーマはズバリ“音”!
災害時に重要なのは情報をいち早く知ること!
警報などの危険をしらせる音について、みんなで楽しく考えてみよう!
【日時】9月9日(土) 1日3回公演
11:00~/13:00~/14:00~
【参加費】無料
【場所】2Fレクチャールーム
【共催】一般社団法人防災教育普及協会
【協力】災害救援ボランティア推進委員会