トピックス

【終了】AIを用いた避難支援アプリ実証実験への協力

弊会ではデジタル技術を用いた防災教育実践への協力・支援にも取り組んでいます。

この度、アバナード株式会社(https://www.avanade.com/ja-jp)様からのご依頼を受けて「AI避難支援アプリ」の実証実験に協力します。

直前の告知となりますが実験にご協力いただける方を若干名、募集いたします。AIを用いた避難支援、デジタル防災(教育)等に関心のある方はぜひご参加ください。

「AI避難支援アプリを用いた実証実験」

日時:2024年3月7日(木) 14:00-16:00

場所:JR中央線「国分寺駅」 集合・解散

★国分寺駅から徒歩で15~20分ほどの施設へ徒歩で往復します。
 動きやすい服装や靴でご参加ください。

対象:防災教育普及協会会員、一般

定員:5~15名程度

内容:
 ◯ AI避難支援アプリの説明(事前インストール済みの端末が5台用意されます)
 ◯ 駅での被災を想定し、等距離にある複数の施設(一時滞在施設等)のうち、
   位置情報・施設情報・災害情報等を踏まえてAIが判断した施設へ徒歩で避難
 ◯ アプリの使用感、社会実装上の課題や要望等についての意見交換

主催:アバナード株式会社

協力:一般社団法人防災教育普及協会

参加申込:こちらのフォーム から
    「防災教育についてのご相談」でお知らせください。

避難支援アプリイメージ(提供:アバナード株式会社)

大型総合文化施設で指定管理者と委託業者向け防災訓練を指導|川口市

 

14階建てのタワーと2,000席の大規模ホールがある埼玉県川口市の総合文化センター「リリア」で、指定管理者と委託業者向けの防災訓練が行われました。駅直結の大型公共施設となるため、災害時には帰宅困難者等が滞留する可能性があり「避難者受け入れに関する訓練を行いたい」というご要望を受け、避難者スペースの確保や応急的なトイレ対策等についての実技訓練を行いました。参加者からは


・実際にやってみて、経験してみて分かることがいろいろあった。良い経験になった。
・女性のプライバシー確保はこれまでの災害でも課題になっている。女性スタッフにもどんどん意見を出して欲しい。

といったコメントがありました。

 

各地の大学職員向けに災害時初動対応演習、帰宅困難者や学生支援を考える|仙台市

 

2018年8月22日(水)、東北学院大学(宮城県仙台市)で開催された「2018学生生活支援研究会夏期合宿研究会」で、本協会の宮﨑事務局長が『大学における避難者・帰宅困難者対応図上訓練
~学生・職員・避難者の安全安心を確保する初動対応~』をテーマに講義・演習を担当しました。関東・関西などの大学からおよそ60名の職員が参加し、仮想の大学を想定した図面を用いて、帰宅困難者や学生支援について考える図上訓練を行いました。

宮﨑事務局長からは、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震発生直後に4つの大学で帰宅困難者支援に携わった経験から「当時と比較して災害支援がより身近になっています。これからの災害では滞留している学生が、率先して対応に協力を申し出ると考えられます。大学(職員)としてどのように学生の安全を確保し、協力していくか事前に検討してください。」といった説明がありました。参加者からは

◆ 実践的なシミュレーションを行うことで、課題が見えてきた。今後の対策に活かしたい。
◆ 自大学に持ち帰って他の職員と共有したい。学内での実施も検討したい。

といった意見がありました。