活動実績

【報告】気象庁見学会を実施しました


2019年3月12日(火)、会員を対象とした「気象庁見学会」を実施し、13名が参加しました。冒頭に気象庁の役割や業務等についてご紹介いただいたのち、実際に職員の方の業務の様子を見学しながら、気象・地震・津波・火山観測や情報提供の仕組みなどについてご紹介いただきました。また、気象庁1階にある「気象科学館」も見学させていただき、豪雨や緊急地震速報、火山等についての施設を体験しました。

本協会では、今後も継続的に会員の皆さまを対象とした見学会等を実施させていただく予定です。

【会員レポート】シニア建築士による地震防災教育|東京都

  

【会員レポート】では、本協会会員の皆さまから寄せられた防災教育実践報告などをご紹介しています。掲載をご希望の方は、事務局まで情報をお寄せください。また、レポートを掲載された方へのご相談や講師派遣依頼につきましても、事務局までお気軽にお問い合わせください。

  


  

情報提供者:高橋元一 様/個人正会員
情報提供日:2019年3月4日
タイトル:シニア建築士による地震防災教育 “一般の人と専門家との橋渡し”

 

建物の安全は、人の命に関わるとともに、大切な資産を守るためにも重要な問題であることに異議を唱える人はいません。

しかしながら、その安全性の捉え方は、一般に専門性も高く馴染みも薄いため、一般の人と専門家との間で溝が生じやすく意思の疎通が難しいことが、専門家(例えば、日本建築構造技術者協会)の間で従前より指摘されています。

この溝を少しでも埋めるため、長らく建築構造の仕事に従事してきた筆者は、小学生から一般の方までを対象に、個人で講演活動を続けています。主に地震に対する建物の安全に焦点をあて、地震のとき建物はどうなるか、建物の安全はどのように決められるか、どうしたら安全な建物ができるか、等々、“小学生には基本を分かりやすく、一般の方には身近な問題を分りやすく”をモットーに、ビデオや建物模型を併用して理解が進むよう配慮しています。

これまで、公立小学校や地域の生涯学習会等に出向き、小学校では普段聞けない話に児童は興味深い目を向け地震に対する準備の意識を向上させ、一般の方では実際の建物の安全がどのように成り立っているか具体的な話を通して理解を深めることができた、との声を聞いています。

地震防災・減災の原点になるといって過言ではない建物の安全に関し、子供から大人まで社会の理解が進み、より安全な建物の実現に少しでも貢献できることができればと願っています。活動に興味のある方は、ホームページ「地震と建物の安全を考える」https://www.eq-bldg.com/(外部サイト)をご参照ください。

 


【メディア】報道ステーションに平田会長が生出演(2019.2.27)

テレビ朝日「報道ステーション」に当協会 会長 平田 直(東京大学地震研究所)教授が出演し、昨日、報道発表された日本海溝沿いの地震活動の長期評価 について語ります。

テレビ朝日「報道ステーション」

第23回「震災対策技術展」横浜に出展、活動を紹介


2019年2月7日から8日、パシフィコ横浜で開催された「震災対策技術展」<外部リンク>にブース出展し、本協会の活動を紹介しました。協会案内リーフレットの配布、活動紹介写真やイベント資料の展示、防災教材活用ガイドチャート等の配布・説明などを行いました。

来場された方からは「(学校・地域・企業等幅広く)ぜひ講師派遣をお願いしたい」、「今後の活動で連携していきたい」といった声が聞かれました。

「研修や講座内容の詳細が分かる一覧表・メニュー表が欲しい」、「役員や講師の方々のプロフィール、具体的な講演内容が知りたい」、「お願いしたいが経費的にお願いできるのか分からない」といったご意見やご質問もいただきました。

来場された皆さまからのご意見も踏まえ、来年度以降に本協会ホームページの見直しなども行ってまいります。

今後共防災教育普及協会をよろしくお願いいたします。

【メディア】J-WAVE JAM THE WORLDに平田教授が出演(2019.01.17)

J-waveのニュース番組「JAM THE WORLD」UP CLOSE(外部リンク)のコーナーに弊会会長の平田 直(東京大学地震研究所 教授)が生出演.

阪神淡路大震災から24年 首都直下地震の被害予測、減災に向けて今私たちが備えるべきことは何か、をテーマに語ります。

(午後8時20分から40分予定)

【終了】第23回「震災対策技術展」横浜(2019.2/7-8)ブース出展・平田直教授講演

※このイベントは終了しました。

パシフィコ横浜Dホールにて、本協会がブース出展いたします。

毎年開催されている震災対策技術展は、近年多発している地震など、自然災害対する最新の対策製品・技術が一堂に会する国内最大規模の催しです。

今年は本協会会長・平田直教授の講演の他、ブース出展を行います。皆様のご来場をお待ちしております。

平田 直教授の講演はこちらから
https://www.shinsaiexpo.com/yokohama/semi-info/2i1/

出展詳細 https://www.shinsaiexpo.com/yokohama/exhibit_list/detail/2001/

日時 2019年2月7日(木)~2月8日(金)
会場 パシフィコ横浜展示ホールD(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
    ※みなとみらい線みなとみらい駅より徒歩: 5分   

開催内容 :展示会/シンポジウム・セミナー
入場方法 :当日登録制
(受付にて、アンケートに記入後、入場者証と交換となります。2日間有効。)
*本協会からの招待状を送付が可能です。数が限られておりますので、先着順で無くなり次第終了とさせていただきます

入場料金 :無料

主催:「震災対策技術展」横浜 実行委員会 

https://www.shinsaiexpo.com/yokohama/exhibit_list/detail/2001/

【報告】2019年新年会を開催しました

  

2019年1月11日(金)、大手町サンケイプラザで新年会を開催し、ご来賓の皆さまや理事、会員の方々など28名が出席されました。

平田直会長(東京大学地震研究所教授)による開会挨拶に続き、ご来賓として気象庁長官•橋田俊彦様、内閣府政策統括官(防災担当)付普及啓発・連携担当参事官•佐谷説子様、文部科学省総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課安全教育推進室安全教育推進室長•安彦広斉様より、それぞれご挨拶をいただきました。

橋田長官からは「昨年の豪雨災害を受けて、気象庁としても改めて防災教育の必要性を強く感じている。気象予報士の方々や、防災教育普及協会と連携し、より一層、防災教育の普及啓発に取り組んでいきたい(抜粋)」といったメッセージをいただきました。

乾杯の御発声は、山崎登理事(国士舘大学防災・救急総合研究所教授)よりいただきました。会の半ば、出席者からのご挨拶として、会員を代表し横須賀市立浦賀中学校校長•丸瀬正様より現在の取り組みについてご紹介をいただきました。

丸瀬様からは「これまでの修学旅行の行き先を、京都奈良から東北へ変更した。東日本大震災への訪問する取り組みには、生徒から最初は不満の声もあったが、実際現場に言って様々な方のお話を聞くと、涙を流す生徒もいた。防災教育には、何よりも実体験が重要になる。(抜粋)」といったメッセージをいただきました。

また、サプライズとして平田直会長からは講演録が一部会員の皆さまに配られました。

閉会の挨拶は中川和之理事(時事通信社解説委員)よりいただき、盛会のうちに終了しました。

  


本協会では、本年も引き続きさまざまな形で防災教育の普及啓発に取り組んでまいります。皆様のご支援とご協力を、今後ともよろしくお願いいたします。