トピックス

平成28年4月1日からの都立公園指定管理業務について

防災教育普及協会(以下「弊会])は、西武造園株式会社、NPO法人NPObirthをはじめとする都立公園指定管理者共同体(コンソーシアム)に参加し、平成28年度から下記都立公園グループの指定管理業務※に携わります。弊会がもつ防災対策や防災教育に関するノウハウ、防災ネットワークを活かし、公園と周辺地域の防災力を高め、高度防災都市を支える公園づくりを推進します。

 

● 武蔵野の公園グループ 【指定管理者:西武・武蔵野パートナーズ】

野川公園、浅間山緑地、武蔵野公園、武蔵国分寺公園、六仙公園、東伏見公園、玉川上水緑道、境・狭山緑道
情報公開:事業計画書(概要) / 事業計画書(本文)
むさしのの都立公園ホームページ
 

● 狭山丘陵グループ 【指定管理者:西武・狭山丘陵パートナーズ】 

野山北・六道山公園、狭山公園、八国山緑地、東大和公園、中藤公園(H28年度開園)
情報公開:事業計画書(概要) / 事業計画書(本文)
狭山丘陵の都立公園ホームページ

 

● 多摩部の公園グループ 【指定管理者:西武・多摩部の公園パートナーズ】

小宮公園、滝山城址公園、陵南公園、大戸緑地
情報公開:事業計画書(概要) / 事業計画書(本文)
多摩部の都立公園ホームページ

 

※[指定管理者制度について]
指定管理者制度は、住民サービスの向上と経費削減を図るため、公の施設の管理について民間事業者等の参入を可能とするもので、平成15年6月地方自治法が改正され創設されました。都立公園等では、施設の管理について創意工夫ある企画や効率的な運営などにより、利用者の多様なニーズに応え、質の高いサービスの提供を図り、効果的・効率的な管理運営を目指していくため、指定管理者制度を導入しています。(東京都建設局ホームページより)

【お知らせ】2015年度防災教育チャレンジプラン受賞団体の発表

2016年2月20日(土)、専修大学神田キャンパスにて行われた『2015年度防災教育チャレンジプラン活動報告会』で、同プランの受賞団体が発表されました。受賞団体及び受賞理由は以下のとおりです。

(以下、防災教育チャレンジプランホームページより)


○防災教育大賞

【香川県立盲学校】
 様々な機関・他団体と連携しながら、身近な物を利用した様々な体験学習や訓練等を通じ、視覚障害者に対しての総合的な防災教育に取組むことができている点、視覚障害者に対しての防災教育は前例が少ない中、試行錯誤を繰り返しながら、丁寧に取り組んでいる点、取組を通じて、「生徒」、「教員」、「地域」の意識改革において着実な成果が見られる点などが高く評価されました。 

○防災教育優秀賞

【埼玉県日高特別支援学校】
 子供が興味を持ちやすく、理解しやすい様々な取組みを実践している点、活動が定期的・継続的に実施されており、知識・行動の定着が期待できる点、児童生徒、保護者、教職員、PTAをはじめとして地域の人々と密接に連携しながら防災教育に取組むことができている点、他団体の取組事例等を効果的に活用・応用できている点などが高く評価されました。

【西予市立皆田小学校】
 町歩き等を通じて「地域を良く知ること」を実践し、効果的に地域防災力の向上を図ることができている点、実験や体験を通して、災害や地域特性について科学的な理解を深めることができている点、自然災害の恐ろしさだけでなく、享受している恩恵についても学習できており、バランスの取れた取組みになっている点などが高く評価されました。 
 

○防災教育特別賞

【いのちを守る防災教育を推進する会】
 ワークショップのシナリオについて、約20校に及ぶ小・中・高の教職員と連携し、子供が主体的・積極的に参画可能な完成度の高いプログラムを作成した点、広域な地域における学校を対象とし、3団体が高度に連携しながら効果的な防災教育活動を実践できている点、気象予報士会との連携によるTV放送等、広報活動を積極的に実施しており、今後の展開に期待が持てる点などが高く評価されました。 

【名古屋市立中央高等学校(昼間定時制)】
 「単位制・定時制」の学校では様々な困難がある中、多くの工夫した取組を実践し、効果的に防災意識の向上を図っている点、具体的には、演劇やスポーツ等、楽しく参加できるイベントに防災教育を組み込むことにより、効果的に防災意識の向上を図っている点、災害をテーマにしたラジオドラマや職員による演劇、防災クイズ等、取組みに独自性がある点などが高く評価されました。 

【事例紹介】平成27年度1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園表彰式・発表会」(1/10,兵庫県)

事例紹介ページに情報を掲載しました。

平成27年度1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園表彰式・発表会」(1/10,兵庫県)
▶ http://www.bousai-edu.jp/info/2016/0105105231.html

【事例紹介】平成27年度1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園表彰式・発表会」(1/10,兵庫県)

2016年1月10日(日)に、兵庫県公館で「ぼうさい甲子園」表彰式・発表会を開催されます。優れた実践事例を知る良い機会ですのでぜひご参加ください。

詳細及びお申し込みは下記のホームページ(NPO法人さくらネット、1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」)からご確認ください。
▶ http://npo-sakura.net/bousai-koushien/

 

以下、「NPO法人さくらネット」ホームページからの転載です。

【平成27年度1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」受賞校】

◆グランプリ
*半田市立亀崎小学校 (愛知県)
 
◆ぼうさい大賞
*徳島市津田中学校 (徳島県)
*女川1000年後の命を守る会 (宮城県)
*静岡大学教育学部 藤井基貴研究室 (静岡県)
 
◆優秀賞
*埼玉県立日高特別支援学校 (埼玉県)
*能登町立小木中学校 (石川県)
*宮城県多賀城高等学校 (宮城県)
*慶應義塾大学SFC 防災社会デザイン研究会 (神奈川県)
 
◆奨励賞
*阿南市立津乃峰小学校 (徳島県)
*田辺市立新庄中学校 (和歌山県)
*岐阜県立大垣桜高等学校家庭クラブ (岐阜県)
*高知県立須崎高等学校 (高知県)
*イケあい地域災害 学生ボランティアセンター (高知県)
 
◆はばタン賞 / 阪神・淡路大震災以降に被災した地域にエールを送るため、これら地域を対象に被災の経験と教訓から生まれた優れた活動に対し授与
*気仙沼市立気仙沼小学校 (宮城県)
*亘理町立荒浜中学校 (宮城県)
*福島県立磐城桜が丘高等学校 家庭クラブ (福島県)
*灘地域活動センター(N.A.C.) (兵庫県)
 
◆だいじょうぶ賞 / 防犯や街の身近な安全、安心・安全なまちづくりを目指す優れた活動に対し授与
*大分県立中津支援学校 (大分県)
*千葉県立東金特別支援学校 (千葉県)
*香川県立盲学校 (香川県)
 
◆津波ぼうさい賞 / 津波避難訓練や津波対策に対する優れた取組に対し授与
*西尾市立白浜小学校 (愛知県)
*高知市立愛宕中学校 (高知県)
*三重県立南伊勢高等学校 南勢校舎 (三重県)
 
◆教科アイデア賞 / 教科教育において取り組まれた優れた防災教育活動に対し授与
*関西大学社会安全学部 近藤研究室 「チームSKH」 (大阪府)
 
◆フロンティア賞 / 過去に応募がなかった地域・分野での先導的な取組及び初応募の優れた取組に対し授与
*美波町立由岐小学校 (徳島県)
*大町市立美麻小中学校 (長野県)
*兵庫県立加古川東高等学校 地学部 真砂土班 (兵庫県)
 
◆継続こそ力賞 / 過去数年に渡り継続的に実施された優れた取組に対し授与
*水の自遊人しんすいせんたいアカザ隊 (山口県)
*印南町立印南中学校3年生 総合的な学習 津波研究班 (和歌山県)

【研修案内】防災教育を中心とした学校安全フォーラム(1/22,宮城県)

宮城県教育委員会、東北大学災害科学国際研究所防災教育国際協働センター主催「防災教育を中心とした学校安全フォーラム」を研修案内に掲載しました。お申し込みの締切日は1月4日(申し込みページ上は12月24日ですが締切日は延長されています)。

http://www.bousai-edu.jp/info/2015/1222142603.html

「防災教育を中心とした学校安全フォーラム」のご案内(1/22,宮城県)

2015年度

「防災教育を中心とした学校安全フォーラム」のご案内

 

目的

宮城県教育委員会では東日本大震災の教訓を踏まえ,各学校園における防災教育の充実を図ると共に防災管理体制の整備を進めている。「みやぎ学校安全基本指針」に基づいた指導教材として副読本を作成・配布するとともに,その活用について推進協力校で研究開発を行っている。さらに,防犯を含む生活安全教育や交通安全教育についてもその重要性を認識し,児童生徒の安全・安心を守るための教職員研修等一層の充実を図ることとしている。

また,東北大学災害科学国際研究所においては第3回国連防災世界会議をきっかけに防災教育国際協働センターを設置し,防災教育日本連絡会や日本安全教育学会をはじめとした国内外のネットワーク構築,学際研究,人材育成を推進している。
震災から5年が経過しようとしている今,国連防災世界会議で採択された仙台宣言の実現に向け国際的な視野に立って,これまでの取組や活動について広く国内外に発信すると共に,研究機関や教育実践機関等が互いの取組について理解を深め,課題解決に向けた協議を行い,今後の防災教育を含む安全教育,安全体制の発展に資する。

主催

宮城県教育委員会 東北大学災害科学国際研究所防災教育国際協働センター

後援

防災教育日本連絡会,日本安全教育学会,全国学校安全教育研究会,東京都学校安全教育研究会,学校安全教育研究所,宮城教育大学教育復興支援センター,東北地理学会(申請中)

日時

平成28年1月22日(金)9時30分開会(9:00受付)

会場

宮城県岩沼市民会館大ホール(岩沼市里の杜1-2-45 電話:0223-23-3450)

参加対象

教職員(防災担当主幹教諭,防災主任,養護教諭等),
市町村教育委員会担当者,大学等の研究機関,防災教育関係者 等。

日程及び内容

【午前の部】 未来をひらく地域に根差した安全教育~

9:30 開会 (9:00 受付開始)
9:30~9:40 【開会行事】
あいさつ 高橋 仁(宮城県教育委員会教育長)
趣旨説明 佐藤 健(東北大学災害科学国際研究所・教授、防災教育国際協働センター・センター長)
9:40~10:30 【特別講演1】
高野孝子(早稲田大学留学センター・教授、NPO 法人エコプラス・代表理事)
「地域に根差した教育~持続可能な社会づくりへの試み~)」
10:30~10:40 休憩(10分)
10:40~12:00 【パネルディスカッション】
「子どもたちの安全を守る地域と学校の体制整備について」
パネリスト:宮城県防災教育を中心とした実践的安全教育推進委員10名
事例発表:岩沼市,石巻市,柴田町担当者
12:00~13:00 昼食・休憩

 

【午後の部】未来へつなぐ防災教育

13:00~13:50 【特別講演2】
トミー・ムリア・ハッサン(インドネシアアチェ津波博物館・館長)
「アチェにおける津波アーカイブと教育への活用」 ※逐次通訳あり
13:50~14:00 休憩(10分)
14:00~14:30 【防災教育推進協力校実践発表】
・地域連携の組織体制整備による防災教育推進事例(依頼中)
・防災教育副読本を活用した効果的な防災教育実践事例(依頼中)
14:30~15:10 【報告1】
森本晋也(岩手県教育委員会事務局学校教育室・主任指導主事)
「復興・発展を担う人づくりを目指して~岩手県における復興・防災教育~」
【報告2】
吉川武彦(福島県教育庁義務教育課・指導主事)
「『生き抜く力』を育む福島県の防災教育」
15:10~15:20 休憩(10 分)
15:20~16:10 【講 演】
藤田大輔(大阪教育大学・教授、学校危機メンタルサポートセンター・センター長)
「SPS(セーフティプロモーションスクール)認証による学校安全の充実(仮題)」
16:10~16:20 【閉会行事】
あいさつ 松本文弘(宮城県教育庁スポーツ健康課長)
16:30 閉会、解散

 

参加申し込み

こちら のメールフォームからお申し込みください。なお、締め切りは12月24日(木)と記載されておりますが、1月4日(月)まで申し込みをは受け付けております。詳細は主催者までお問い合わせください。

【報告】防災教育実務者セミナー2015(10/17)

1 防災教育実務者セミナー2015を実施

 2015年10月17日(土)、東京・有明にある内閣府施設『有明の丘広域防災拠点施設』内会議室において「防災教育実務者セミナー2015」を実施しました(詳細は下記をご覧ください)。平田会長による開会挨拶、澤野常務理事による防災教育の展望に関する講義ののち、宮﨑事務局長による講義及び模擬授業が行われました。

 

2 セミナーのようす

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3 使用教材・参考資料

宮﨑事務局長による講義資料、参考資料等は下記から閲覧、ダウンロードすることができます。

 

(1)地域における防災教育の実践に関する手引き

弊会では、内閣府(防災担当)、防災教育チャレンジプラン実行委員会、公益財団法人日本法制学会の協力により「地域における防災教育の実践に関する手引き」をテキストとして印刷・無償で配付しています。データは下記、内閣府のホームページからダウンロードできます。印刷されたテキストをご希望の方は事務局までお問い合わせください。

地域における防災教育の実践に関する手引き[PDF]

 

(2)講義「アクティブ・ラーニングを促す防災教育授業例」資料

 

(3)模擬授業教材「うさぎ一家の防災グッズえらび」

先生のための教育事典「EDUPEDIA」に該当教材や指導案が掲載されています。無料で閲覧、ダウンロードすることができます。防災グッズのイラストデータも利用可能です。

EDUPEDIA「うさぎ一家の防災グッズえらび」

 


※イベントは終了しています※

『防災教育実務者セミナー2015
~地域における防災教育実践力を高める~

2015年10月17日(土) 10:00~11:45
於:有明の丘広域防災拠点施設(「有明」駅より徒歩2分)

 

●セミナー内容、スケジュール

 09:30 開場・受け付け開始

 10:00 開講挨拶

 10:05 講義1『地域における防災教育実践の手引きの解説』
       講師:一般社団法人防災教育普及協会 常務理事 澤野 次郎

 10:30 講義2・演習『アクティブ・ラーニング※を促す防災教育授業例と教材体験』
       講師:一般社団法人防災教育普及協会 事務局長

          防災教育コンサルタント 宮﨑 賢哉

 11:30 質疑応答

 11:45 閉会

 

※なお13:00から同会場で『防災教育交流フォーラム(主催:防災教育チャレンジプラン実行委員会)』が開催されます。詳しくは こちら のホームページをご覧ください。

※【アクティブ・ラーニング】教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。(文部科学省による定義)

 

●主催・共催・協力

 主催:一般社団法人防災教育普及協会
 共催:東京臨海広域防災公園管理センター、防災教育チャレンジプラン実行委員会
 協力:災害救援ボランティア推進委員会、効果的な防災訓練と防災啓発(ShakeOut)提唱会議
    公益財団法人日本法制学会

 

●会場アクセス

 有明の丘基幹的広域防災拠点施設(東京都江東区有明3丁目)、会議室
 アクセス:ゆりかもめ「有明」駅 徒歩2分 ※会場アクセスマップ

 

●参加費

 無料

 

●参加申し込み

 「お問い合わせ」フォームに必要事項を入力のうえ、内容に「10月17日セミナー参加希望」と入力して送信してください。

 

●セミナーチラシ

 防災教育実務者セミナー2015チラシ[PDF]  クリックするとダウンロードできます。

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