活動実績

「防災キッズワークショップ」に100名以上の親子連れが参加|明治大学

 

明治大学第21回ホームカミングデーで、同大学震災等復興活動支援センターが行う「防災キッズワークショップ」を宮﨑事務局長が担当し、2時間という限られた時間でしたが100名以上の親子連れが参加しました。

「防災キッズワークショップ」では、宮﨑事務局長が作成した防災教材『うさぎ一家のぼうさいグッズえらび』や『防災ビンゴ』を用いて、15分程度で小さな子どもから保護者まで、誰もが楽しく防災・減災を学べるプログラムを実施しました。

参加者からは「とても役に立つワークショップだった」「家族によって必要な防災グッズが異なることがわかった」という声をいただきました。


(写真提供:明治大学震災等復興活動支援センター)

 

※『うさぎ一家のぼうさいグッズえらび』、『防災ビンゴ』の資料提供をご希望の方はお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

各地の大学職員向けに災害時初動対応演習、帰宅困難者や学生支援を考える|仙台市

 

2018年8月22日(水)、東北学院大学(宮城県仙台市)で開催された「2018学生生活支援研究会夏期合宿研究会」で、本協会の宮﨑事務局長が『大学における避難者・帰宅困難者対応図上訓練
~学生・職員・避難者の安全安心を確保する初動対応~』をテーマに講義・演習を担当しました。関東・関西などの大学からおよそ60名の職員が参加し、仮想の大学を想定した図面を用いて、帰宅困難者や学生支援について考える図上訓練を行いました。

宮﨑事務局長からは、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震発生直後に4つの大学で帰宅困難者支援に携わった経験から「当時と比較して災害支援がより身近になっています。これからの災害では滞留している学生が、率先して対応に協力を申し出ると考えられます。大学(職員)としてどのように学生の安全を確保し、協力していくか事前に検討してください。」といった説明がありました。参加者からは

◆ 実践的なシミュレーションを行うことで、課題が見えてきた。今後の対策に活かしたい。
◆ 自大学に持ち帰って他の職員と共有したい。学内での実施も検討したい。

といった意見がありました。

立正大学で防災教室、災害時の食とトイレを学ぶ

2016年12月16日(金)、17日(土)の2日間をかけて、立正大学熊谷キャンパス(埼玉県)でボランティア活動推進センター主催の防災教室が開催されました。『災害時の食とトイレ』をテーマとして、16日(金)の座学・演習では災害ボランティア活動での経験談、平成28年熊本地震における炊き出しの実情と課題、炊き出し活動時の注意事項、トイレの重要性と携帯トイレ・簡易トイレの活用方法等について実技も交えながら紹介しました。


(被災地支援の体験談:撮影 立正大学ボランティア活動推進センター)

17日(土)は「ライフライン停止時に家庭にあるもので食事をつくる」をテーマに実技訓練を行いました。実際に『空き缶コンロ』の作成にチャレンジしてもらいました。指導員から具体的に芯の長さや太さ、油の量、安全上の注意などを交えて説明し、お湯を沸かしいて非常用のレトルト食品を加熱したり、専用ビニール袋での炊飯を行いました。

 
(専用ビニールでの炊飯と食事:撮影 立正大学ボランティア活動推進センター)

訓練の最後は直火を使用したこともあり、同学職員の指導による消火訓練が行われました。


(消火訓練:撮影 立正大学ボランティア活動推進センター)

弊会が派遣した指導員からまとめとして「こうした訓練や体験の場であえて作業が難しい空き缶コンロや、専用ビニール袋での炊飯、簡易トイレづくりに挑戦してみると、"日常の大切さ、便利さ"がよく分かります。そうした日常の便利さ、大切なものが失われた時の厳しさに気付き、備えることが防災の第一歩です。」とコメントがありました。


(参考)
● 立正大学社会福祉学部 ボランティア活動推進センター