トピックス

社会教育委員の役割を考える~学校・公民館が避難所になったら~|北毛地区

 

群馬県北毛地区の社会教育委員、行政関係者およそ80名を対象に「社会教育委員の役割~あなたの地区の公民館や学校が避難所になったら~」をテーマとした講義・演習を、弊会派遣講師が担当しました。冒頭に講師の宮﨑事務局長より、これまでの災害の教訓と、避難所運営における初動対応のポイントや、学校・家庭・地域連携のあり方などが紹介されました。その後、避難所運営ゲーム(HUG)を用いたワークショップを実施しました。

公民館の「アクティブメンズ講座」で避難所運営を考える|所沢市

 

埼玉県所沢市の公民館で開催されている「アクティブメンズ講座」で、避難所運営ゲーム(HUG)を用いた研修を実施しました。同公民館では本年3月にも実施していますが、今回は地域で活躍されている、またはこれから地域で活動したい男性を対象として行われました。実際に学校の避難所運営や防災に関わられている方も参加し「これだけ災害が相次いで起きていても、まだまだ準備や検討が足りていないところが多い。今回の研修を地域の防災に役立てたい」といったコメントがありました。

 

都立高校で放送設備を用いたワークショップ、新聞記事を活用|世田谷区

 

東京都世田谷区の都立高校で、校内放送設備を用いてワークショップを実施しました。同校は建て替え中のため全校生徒が集まることができるスペースがないため、校内放送で講義やワークショップの説明を行ったのち、実際の作業は各教室で教員指導のもとで行われました。ワークショップでは下記の記事で紹介している教材を用いて行い、これからの防災についての関わり方について考え、意見交換しました。

 

 

朝日新聞全国版夕刊1面(2018年8月29日付)で防災ゲームについて紹介されました

 

2018年8月29日(水)、朝日新聞全国版夕刊1面記事で、防災ゲームについて紹介されました。弊会が「防災ゲームDay」等で紹介している各種防災ゲームのほか、宮崎事務局長のコメントなどが掲載されました。

下記の朝日新聞デジタル版で記事を閲覧することができます(一部有料)。

主体的で対話的な深い学びをテーマに中学校で校内研究会|藤沢市

 

神奈川県藤沢市内の中学校で開催された教職員研究会で、「主体的・協働的に学ぶ」為にはどのようなアプローチをしたり、教材教具を工夫したら良いかについて実践事例などをもとに紹介しました。防災教育における『知識・技能』、『思考力・判断力・表現力』、『学びに向かう力・人間性』等について触れながら、東日本大震災での事例や昨今の災害での教訓に触れながら講義を行い、実際に防災教育教材を体験していただきました。

参加者からは


「主体的・対話的な学び」や「深い学び」について、教員の中でも認識にバラつきがあり、理解が難しかった。研修のなかでゲームを通じて具体的に主体的な関わりとは何か、対話を生むにはどうしたらよいか、人生の中にどう活かしていくかなどを知ることができてよかった。

といったコメントをいただきました。

学校事務職員の視点で考える防災教育、避難所をテーマに|横浜市

 

2018年8月23日(木)、横浜市内の公立学校事務職員を対象に「防災教育研修会」が行われました。学校事務職員の視点で防災教育の目的や、事務職員にできることを学ぶため、基礎講義や避難所運営ゲーム(HUG)を用いたワークショップを実施しました。参加者からは

避難所運営を実際に経験したことがなかったので、今後の災害に向けてイメージを形成することができました。ルールを示していくことと、避難者の要望を受け入れていくことのバランス、判断が難しかったです。グループで相談して結論を出すことができ、楽しかったです。

講義だけでなく、実際にシミュレートすることで自分ごとに考えられるし、とても新鮮な体験だった。ほかの参加者からの意見をもらいながら協力してできることはとても良いことだと思う。

といった意見がありました。

  

各地の大学職員向けに災害時初動対応演習、帰宅困難者や学生支援を考える|仙台市

 

2018年8月22日(水)、東北学院大学(宮城県仙台市)で開催された「2018学生生活支援研究会夏期合宿研究会」で、本協会の宮﨑事務局長が『大学における避難者・帰宅困難者対応図上訓練
~学生・職員・避難者の安全安心を確保する初動対応~』をテーマに講義・演習を担当しました。関東・関西などの大学からおよそ60名の職員が参加し、仮想の大学を想定した図面を用いて、帰宅困難者や学生支援について考える図上訓練を行いました。

宮﨑事務局長からは、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震発生直後に4つの大学で帰宅困難者支援に携わった経験から「当時と比較して災害支援がより身近になっています。これからの災害では滞留している学生が、率先して対応に協力を申し出ると考えられます。大学(職員)としてどのように学生の安全を確保し、協力していくか事前に検討してください。」といった説明がありました。参加者からは

◆ 実践的なシミュレーションを行うことで、課題が見えてきた。今後の対策に活かしたい。
◆ 自大学に持ち帰って他の職員と共有したい。学内での実施も検討したい。

といった意見がありました。