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奈良県の保育専門学校で特別講義、保育士としての心構え伝える

2017年1月16日(月)、奈良県にある保育専門学校で防災教育の特別講義が行われました。同校の卒業生の多くが保育士として活躍することを踏まえ、防災に関する基本的な知識や備えについての講義に加え、被災された方の心情を知るためのワークや、災害状況イメージトレーニングツール『目黒巻』をつかったディスカッションも行いました。

目黒巻とは…|東京大学生産技術研究所目黒研究室

 
(↑ 過去の災害の教訓等も踏まえて、災害状況のシミュレーションを行いました)

指導を担当した弊会事務局長の宮崎から「自分も保育園に子どもを預けていて、保育園や幼稚園の対策もいろいろな取り組みが考えられる。自分で自分の命を守ることが難しい子どもたちのためにも、具体的なシミュレーションをしながら、防災対策にひとりひとりが積極的に取り組んで欲しい」といったまとめがありました。

参加した学生からは「被災して大切な人を失うことがとてもつらいことだと、改めて感じた」、「今まで関心がなかったが、防災を身近に感じられるようになった」、「具体的なシミュレーションで備えのポイントが分かった」といったコメントがありました。

地域学校保健委員会で小中教職員・PTA連携で避難所運営を学ぶ

 

埼玉県内の中学校で、小学校・中学校の教職員及び保護者(PTA)が参加する『地域学校保健委員会』が開催され、弊会講師が避難所運営をテーマとした講座・演習を担当しました。管理職(校長)やPTAの副会長、養護教諭など避難所開設・運営にとって重要な役割を担う教職員や地域住民が共に考える機会となりました。時間が限られていたため、詳細な部分については資料を配布するなどして対応しました。参加者からは「1時間という限られた時間ではもったいない、もっとお話を聞きたかった」といったご意見がありました。